

ここは映画『昭和残侠伝男の証明』の主役オーディション会場。何十人という俳優の面接をしても「イメージが違う」と納得しない監督にプロデューサーは困り果てている。会場に次の4人が入って来た。お決まりの自己紹介が続き、最後の一人に順番が回る。しかしその瞬間、全員の目がその一人に釘付けになった・・・女!? 「任侠映画の男性役オーディションになぜ女優が?」 女優(片桐はいり)は答える。「女に飽きたので」。「フザけたこと言ってんじゃねぇよ!」、怒った男優が女優に詰め寄る。しかし女優も「男を極めてこの役を演じたい」と一歩も退く様子はない。女優の態度に男以上の男らしさを感じた監督が呟く「いいね、あの女優」。そんな監督の態度に男優たちの怒りはさらにヒートアップ。オーディションの行方やいかに。
1963年生まれ。小劇場で女優としてのキャリアをスタートさせるが、その特異なキャラクターが注目され、以来数多くの映画やTVドラマで活躍中。主な出演映画に『ケイゾク/映画』('00)『キューティーハニー』('04)『恋の門』('04)『かもめ食堂』('06)などがある。キネマ旬報にエッセイ「もぎりよ今夜も有難う」を連載中。
1974年10月16日生まれ・東京都出身。お坊ちゃん風な表情と地獄を見た様な目つきが独特のアンバランスなムードを醸し出す。ドラマ『世にも奇妙な物語』(CX)やモダンスイマーズの舞台公演、映画『紀雄の部屋』('04)等、精力的に活動の幅を広げている。
1982年生まれ 東京都出身。2003年にNHK『月曜ドラマシリーズ盲導犬クイールの一生』でデビュー。その後もTV、映画、舞台などで活躍。特に TVドラマでは『GARO-牙狼-』('05-06/TX)で主演を果たす。最近では、映画・テレビのほか、舞台やミュージカルへの出演、など活躍は多岐にわたる。ますます活躍が期待される俳優である。
1975年7月2日生まれ。俳優、脚本家、演出家。劇団「はえぎわ」を主宰。1995年青山学院大学在学中に演劇を始める。1998年松尾スズキ氏のゼミを経て、1999年にユニット「はえぎわ」を始動。以後全公演の作・演出を手がける。最近の主な出演作は、舞台『女教師は二度抱かれた』(シアターコクーン)映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』('07)『図鑑に載ってない虫』('07)など。最新作『ウルトラミラクルラブストーリー』(横浜聡子監督)が6月に公開。
1935年12月14日生まれ。北海道旭川市出身。舞台芸術学院卒業後、自由劇場を経て劇団転形劇場の設立に参加、解散後、現在まで数多くの舞台に出演している。一方、テレビ・映画等の出演も多く、特に2003年の『白い巨塔』(CX)で厳格な大河内教授を演じた際には、俳優・人間としての年輪の深さを感じさせる重厚あふれる演技を見せ、演劇ファン以外にも多くのファンを獲得した。主な出演作に『Tomorrow』(TBS)、『四つの嘘』(ANB)、舞台『身毒丸』(蜷川幸雄演出)。2009年夏には最新作『MW』(岩本仁志監督)が公開予定。
1970年10月31日生まれ 東京都出身。存在感ある立ち姿で多数の舞台作品に出演する他、TVドラマ、CM、映画等幅広く活躍。2004年より自ら脚本演出を手掛ける「表現・さわやか」を旗揚げ、演劇公演の他携帯コンテンツ作りに参加する等俳優以外の活動にも精力的。
1972年生まれ。2001年、実写ゲームソフト「es」で監督デビュー。2006年、ガールズラブ・コミックの待望の映画化『LOVE MY LIFE』で劇場用長編映画デビューし、その後も精力的に作品を作り続けている。主な作品に映画『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』('07)メイキング、『夏休みのような一か月』('08) ほか。2009年1月には小西遼生主演の『花ゲリラ』が公開。
日本映画学校在学中より、荒井晴彦氏に師事。卒業後、ステューディオスリーに入社。映画の制作現場で働く傍ら、脚本家・羽原大介のアシスタントを務める。 2007年、映画『かぞくのひけつ』で脚本家デビュー(日本映画監督協会新人賞受賞作)。舞台作品に、Drama Collection 2007夏『エレベータ』、2008春『V・O・I・C・E』など。